心弾むGW幕開け 休日分散、静かな出足
ゴールデンウイーク(GW)初日の25日、愛媛県内は高気圧に覆われ、お出かけ日和となった。活気づいた行楽地があった一方、連休を古里で過ごす人の帰省や観光は、休日が分散し静かな滑り出しとなった。
砥部町上原町の県立とべ動物園では、家族連れが青空の下で弁当やおやつを食べておしゃべりに花を咲かせた。オランウータン「ディディ」が高さ11メートルのロープを渡って現れリンゴを食べ始めると興味津々で見守った。
松山空港では、帰省客がちらほら。粟井小3年楠本翔也君(8)は、東京に転校した多部田紘汰君(8)を笑顔で迎え「山に登って一緒にお弁当を食べる」と久々の再会を喜んだ。全日空と日本航空によると、松山空港着の25日の羽田便は、朝の便を除いて大きな混雑はなかった。5月以降にピークを迎える。