広がれ演劇文化 県内3大学4団体が共同企画
演劇部同士のつながりを深め、切磋琢磨(せっさたくま)しようと、愛媛県内3大学の学生が初めて学生演劇祭の開催に向けて動きだした。タッグを組むのは愛媛大、同大医学部、松山東雲女子大・短期大、松山大の4演劇部。8月に実行委員会を立ち上げ、準備を本格化させている。
演劇祭は2016年2月13、14の両日、松山市緑町1丁目の小劇場シアターねこで開く予定で、イベント名は「ORANGE」と名付けた。「On Stage Radiant Actors New Grade in Ehime」の頭文字で、次代に輝く演劇人を輩出しようとの願いを込めている。メンバーをシャッフルし、3、4組のユニットを結成して上演する。
委員長の松山大2年林裕哉さん(20)は「学内だけでなく、いろんな場所で公演をしたいという思いがあった。こんな場が増えることで、地域に演劇文化が広がっていけばいいなと思う」と意気込む。
今後は協力金を募り、会場費などをまかなう予定。問い合わせは実行委員会=メールehime.orange2015@gmail.com