愛媛県砥部町の合併10周年記念式典が24日、同町宮内の町文化会館で開かれた。出席者が合併後の歩みを振り返り、町出身の大森研一監督が手掛けた映画「瀬戸内海賊物語」の観賞と出演者らのトークショーを楽しんだ。
砥部町は2005年1月に旧砥部町と旧広田村が合併して誕生した。約700人が出席した式典で、佐川秀紀町長は「これまでの歩みをしっかりと踏まえつつ、町民が幸せを感じ、心優しく笑顔で過ごせる町づくりに全力で取り組む」とあいさつ。地方自治や社会福祉などの分野で功労のあった24個人・団体を表彰し、町内6小学校の6人が町民憲章を読み上げた。