愛媛県の仕事始め式が5日、県庁であった。昨年12月、2期目をスタートさせた中村時広知事は地域活性化や防災・減災、人口減少対策などの課題を示し「県民からの期待が大きい中のスタートと受け止め、仕事に向き合ってほしい」と職員に奮起を促した。
 地域経済の活性化を重点課題に挙げた中村知事は県研究施設や技術職のものづくり、1次産業での新品種・商品開発について「表舞台には出ないが、産業育成に大きく寄与している」と評価。事務職を含め「いい物をつくっても売れなければ意味がない。全員が営業マンの意識を持つことが実需の創出につながる」と説いた。