市内19キロ「俳句ウォーク」 松山西中教校
俳句に親しんでもらおうと、松山西中等教育学校(愛媛県松山市久万ノ台)の「俳句ウォーク」が6日あり、3年生約160人が北条地域から学校までの約19キロを歩いて、風景や肌寒い気候などをテーマに句作に挑戦した。
3年間の前期課程(中学校)修了の節目として、2006年から毎年実施し、10回目。俳句甲子園に出場している同校国際文化・文芸部を指導する講師から2月に句の作り方や心構えなどを学んだ。
6日は、生徒らが6~8人の班に分かれ、松山市大浦の道の駅「風早の郷(さと)風和里」前から出発。季語の一覧表を片手に、道端に咲く花や畑の作物に目を向けながら、「海の向こう島々かくす春霞(がすみ)」「潮風に揺れる菜の花俳句ウォーク」などと詠んでいた。