いよてつ高島屋(愛媛県松山市湊町5丁目)で17~22日に開かれる「第14回京の老舗名品展」を前に、京都・祇園の芸妓(げいこ)らが16日、松山市大手町1丁目の愛媛新聞社を訪れ、イベントの魅力をアピールした。
 京都の工芸品や食品などを扱う39の老舗が出展。楽茶わんや薫香といった伝統の逸品や、人気の大福、サバの姿ずしなどを販売し、多くの店主が直接店頭で接客する。茶道裏千家淡交会松山支部による茶会も開かれる。
 祇園東の芸妓つね桃さん(28)と、舞妓(まいこ)叶紘(かのひろ)さん(16)は「京都の情緒を味わってもらいたいので、ぜひ会場に来ておくれやす」と呼び掛けていた。2人は17、18の両日、同店8階スカイドームであでやかな踊りを披露する予定。