赤やピンクなどの梅の花が山一面に広がる愛媛県砥部町七折の梅園で20日、「七折梅まつり」が始まった。約30種類1万6000本が色づき始め、来園者は園内を思い思いに散策し一足早い春の訪れを感じている。3月10日まで。
ななおれ梅組合が主催し、今年は25回目の節目。組合によると、紅梅が見頃を迎え、七折小梅などの白い花は二分咲き。園全体の満開は1週間~10日ほど先の見込みという。
20日は好天に恵まれ、訪れた人は愛らしい花をめでて楽しんだ。東温市西岡、会社員渡部英成さん(56)は「今日から始まると聞いて早速来ました」と笑顔。妻俊子さん(57)は「青い空に映えてとってもきれい」とほほ笑んでいた。