コンビニのファミリーマートは27日から、愛媛調理製菓専門学校(松山市)の学生が考えたレシピを基に開発した2種類の豚丼を四国内の店舗約360店で順次、2週間ずつ販売する。
 商品化は同社と県が結ぶ包括協定の一環。同校の学生を対象としたレシピコンクールに応募のあった153作品から、調理科2年の神野裕太郎さん(20)の「揚げじゃこと半熟玉子の豚丼」と、同科1年の山下郁代さん(29)の「レモン塩だれ豚丼」が選ばれた。
 26日に松山市旭町の同校で商品発表があり、神野さんは「シラスを揚げてパリパリ感を出し、キャベツや紅しょうがで彩りにもこだわった」と説明。山下さんは「レモンで味付けすることで、スポーツの練習後にもさっぱりと食べられる丼にした」と話した。
 「レモン塩だれ」の発売は3月13日で、ともに498円。