正月のしめ飾りや門松を燃やして新年の平穏や健康を願う伝統行事「どんど焼き」が7日、愛媛県西予市宇和町明間の明間公民館裏の広場であった。明間小学校の児童や明間保育園の園児、住民ら計約50人が勢いよく燃えるやぐらを囲んだ。
どんど焼きは、明間地区では「お注連(しめ)焼き」と呼ばれており、かつては集落ごとに実施していたが、現在は少子化のため地区全体で行っている。
約100戸分の正月飾りを約2.5メートルの高さに積み上げ、数人の児童が一斉に点火。「パン」という竹が割れる大きな音が山あいに響くと、児童らは驚きながら歓声を上げていた。