愛媛県松山市久谷地区の老朽化した6カ所の簡易水道を集約する統合整備事業が完成し、新設された久谷浄水場(東方町)で30日、完成式典があった。
 事業では、有害な大腸菌や病原生物を不活性化させる紫外線照射装置などを導入した同浄水場に加え、配水池4カ所、中継ポンプ場1カ所を新設。水源地5カ所の改修や水道管約50キロの敷設替えを行った。計画給水人口は1万460人で、総事業費は約47億円。2011年度に着手し、今月上旬から給水を始めている。