にいはま憲法9条を守る市民の会=曽根康夫代表(62)=は13日、愛媛県新居浜市繁本町で街宣活動し、国会で審議中の集団的自衛権行使を可能にする安全保障関連法案は「他国への軍事支援法案であり、明確な憲法違反」として成立を阻止しようと呼び掛けた。
曽根代表は「日本は戦後70年間、海外で一発の銃弾も撃たなかった平和国家として国際的信頼を築いてきたが、安倍政権は国民の声を押し切り、海外で戦争できる国にしようとしている」と危機感を示し、「日本が立憲主義を放棄するのか、法治国家たり得るのかも問われている」として法案に反対の声を上げるよう訴えた。