宇宙航空関連開発会社専務 松山でシンポジウム
愛媛県内の専門学校の学生を対象とした教育シンポジウムが16日、松山市道後町2丁目のひめぎんホールであり、宇宙航空関連機器などを開発・製作している植松電機(北海道)の植松努専務取締役が講演し、夢を持って前向きに生きる大切さを訴えた。
植松氏は「できないことを追いかけるのが夢」と強調し、自身の体験を交えながら「失敗はチャンス。失敗したらどうすればいいか考えることで自分の力になる」と説いた。
がんばれない人、できることしか考えない人が増えているとし「生まれた時から諦め方を知っている人はいない。誰かが諦め方を教えている」と指摘。「『どーせ無理』という考え方は自信と可能性を奪う。憧れることをやめなければ成長できる。自分の未来を昔の常識で諦めないでほしい」と訴えた。