宇和島水産高チーム アサリ研究で全国大会へ
宇和島水産高校(愛媛県宇和島市明倫町1丁目)水産増殖科の3年生4人がこのほど、高知県で開かれた「全国水産・海洋高等学校生徒研究発表大会」の四国大会で最優秀賞を受賞し、11日に福井県である全国大会へ出場する。メンバーは「四国の代表として恥じない発表をしたい」と意気込んでいる。
宇和島水産高チームは田中麻優さん(18)、薬師神拓哉君(18)、山本健太君(18)、山崎千隼君(17)。宇和海の環境改善と、減少傾向にあるアサリの復活を目指し、6月から8月ごろまで市内4カ所の川や海でアサリの生息状況や水質、稚貝の数などを調べた。水質浄化能力を評価する実験では、アサリを入れた水槽とそうでないものを比較し、水質ろ過機能があることを確認した。
全国大会まであとわずか。毎日放課後に集まり、発表の練習にいそしむ。