宇和島・御五神島キャンプ最優秀 全国自然活動コン
全国の自然体験活動を支援・表彰する「第13回トム・ソーヤースクール企画コンテスト」で、NPO法人えひめ子どもチャレンジ支援機構などでつくる実行委員会の「御五神島(おいつかみじま)・無人島体験事業」が一般部門の最優秀賞に選ばれた。
コンテストは、安藤スポーツ・食文化振興財団主催。無人島事業は、子どもたちの協調性や強い精神力を養おうと1988年に愛媛県教育委員会が始め、2008年から実行委が実施している。宇和島市沖の御五神島で毎夏、小学5年~中学3年の約40人が7人一組で1週間程度のキャンプに挑戦する。
期間中、子どもたちは最低限の食材や調味料しか配られず、メニューを自ら考えて調理する。自力で食材を確保する「自給自足の日」もあり、海や山で魚や貝、野草などをとり、昆虫やクモを食べる班もある。教員と大学生が指導者として見守るが、手助けはほとんどしないという。