体験を通して宇和島の魅力を発信する「うわじま子ども観光大使」の第2期生の初回講座が23日、愛媛県宇和島市三間町務田の隣保館であった。市内の小学4~6年生33人が参加し、宇和島の歴史や代表する偉人などを学んだ。
 地元に愛着を持ってもらおうと、南予の教職員らでつくる実行委員会が2014年度から開催。14年度は、真珠の玉出しやたい飯作りなど各講座を受講した14人が、1期生として今年2月に認定された。
 2期生の初回講座では、講師役の市教育委員会の西沢昌平学芸員が、宇和島城や伊達家の歴史をイラストを交えながら分かりやすく説明。子どもたちはうなずいたりメモを取ったりして、ふるさとへの理解を深めた。
 2期生は今後、稲刈りやミカン狩りなどを体験しながら講座ごとに検定試験を受け、大使認定を目指す。