オリジナルどぶろく「なっそ」を製造する愛媛県宇和島市津島町岩松の住民グループが5日、県庁を訪れ、製法やラベルデザインをリニューアルした新なっそをPRした。
 なっそは2007年、県内初の「どぶろく特区」に認定された同市の「企業組合いわまつ」が町おこしの一環で製造を始めた。当初は原料米を70%まで精白して造っていたが、今年から精米歩合を60%に向上。より香り高く、すっきりとした味わいを実現した。
 併せて、平仮名だったラベルも「NASSO」に一新。下から読めば「OSSAN」(おっさん)となり、地域の大人たちがこだわりを持って醸造したことを伝えるデザインとなっている。
 新なっそは7日に岩松地区で開催される新酒祭りでお披露目される。価格は1本(720ミリリットル)1500円。