アートやデザインをテーマに活動する松山、愛媛両大の学生団体「SENSE(センス)」のメンバーが9日、愛媛県松山市一番町3丁目の松山三越で始まった「愛媛のてみやげ」フェア(9~15日)に出展し、内子町石畳地区の産品を販売し地域の魅力を紹介している。10日まで。
 団体は今年2月、石畳地区の住民と協力し、地区にある水車にオルゴールや楽器をつないで演奏家と「共演」するプロジェクトを実施。その縁をつなげたいと住民手作りのゆずこしょうと、インテリア用に包装した「菊炭」を各30個限定販売することにした。
 9日は学生約10人と教員が作り手のメッセージ入りパンフレットを来店者に紹介した。
 フェアでは、県のイメージアップキャラクター「みきゃん」をあしらった砥部焼のほか、姫だるまや今治タオルなど県内企業を中心に約30社の製品や食品を展示販売している。