松山西中等教育学校(愛媛県松山市久万ノ台)の美術部員が18日、同市神田町の厳島神社に、来年のえと「サル」を描いた大きな絵馬を奉納した。
 受験生の合格と学業成就を願い、2010年から美術部が毎年制作。絵馬は縦1メートル、横1.5メートルで、4年生5人が約3週間かけて仕上げた。
 アクリル絵の具を使い、親子のサルと地元三津浜をイメージした風景を鮮やかに表現。背景は浮世絵のように平面的に、サルは立体感が出るよう写実的にそれぞれ描くなど一つの絵で2種類の技法を使う工夫をした。