愛媛県と県法人会連合会主催の「ワーク・ライフ・バランス促進セミナー」が１８日、松山市であり、子育て支援に力を入れる企業に表彰状や認証書を贈った。
　県は「えひめ子育て応援企業」の上位認証として、本年度から「ゴールド企業」を創設し、第１号としてパルソフトウェアサービス（松山市）を認定した。従来の応援企業の認証基準に加え、男性の育児休業取得実績や、具体的目標を定めた所定外労働の削減など働き方の見直しの実施を条件にしている。
　本年度の「えひめ子育て応援リーダー企業コンテスト」には２４社の応募があり、知事賞には加戸病院（内子町）を経営する医療法人弘友会（大洲市）を選定。法定以上の育休期間を設け、事業所内保育園を運営していることなどが受賞につながった。