未婚化・晩婚化を受けて、愛媛県松山市が2015年度から始める婚活支援事業「まつやま巡り愛プロジェクト」で、参加者の出会いを支援するボランティアの認定証交付式が4日、市役所であった。
 プロジェクトでは、15年度は独身者の親が参加するお見合い交流会を計画。同窓会の活用や、地元の企業・団体を巻き込んだ地域単位でイベントも開催していく。市が県法人会連合会に委託し、事業費は約640万円。
 ボランティアは参加者の会話のきっかけづくりや交際の手助けを行う。これまでに「えひめ結婚支援センター」で活動している市内在住の34人が登録している。
 交付式で野志克仁市長は「よき出会いを支援していきたい。参加者の背中を一押ししてほしい」とあいさつ、代表者6人に認定証を手渡した。