委託工場の安全性確認 松山・パン給食中止問題
愛媛県松山市の小学校で給食パンの包装袋に小動物がかじったような穴が見つかり、市内61の学校と幼稚園がパン食を中止している問題で県学校給食会は3日、委託工場の安全性を確認したとしてパンの供給が再開できると発表した。
県学校給食会は、工場のシャッターに数ミリの隙間があったことから「あらゆる可能性を視野に改善策を取った」と強調。調査では、小動物が工場に生息している可能性はなかったとしている。
松山市教育委員会は「報告書を確認して安全性が確認でき次第、早い時期にパン給食を再開したい」とした。
県学校給食会によると、2月24日、松山市の小学校1校で包装に穴が開いているバターロールパンが6袋見つかり、二つのパンは小動物にかじられたような跡があった。