愛媛県今治市の姉妹都市、パナマ市で勤務する礒部博昭駐パナマ大使(59)が2日、今治市役所を訪れ、ホセ・ブランドン市長から預かった姉妹都市交流の活性化を呼び掛ける手紙を菅良二市長に渡した。
礒部大使は2013年11月に着任。東京での中南米大使会議に出席するため帰国した。
市役所で礒部大使は、15年夏の完成に向け進行中のパナマ運河拡張工事の現状などを報告。菅市長は「パナマと今治は海事産業を通じて深いつながりがあり、海運会社が大変お世話になっている。(交流活性化に向け)できるだけ前向きに検討したい」と述べた。礒部大使は市内の海運会社や造船所も視察した。