第62回県商工会議所議員大会と県中小企業・小規模事業者活力強化集会が17日、愛媛県大洲市東大洲のリジェール大洲であった。関係者約300人が出席し、少子高齢化対策や女性の活躍推進などを盛り込んだ宣言を採択した。
 議員大会は県商工会議所連合会、強化集会は商工4団体が毎年開催。連合会の森田浩治会頭は「私たちは地方経済の好循環を生み出す原動力。人口減少や高齢化が進む中、雇用なくして地域の発展はない」と訴え、政府の地方創生の取り組みに積極的な関与を呼び掛けた。
 関係省庁や地元選出国会議員らへの要望事項として、議員大会では、中小企業対策の推進や高速道路等広域交通ネットワークの整備促進、四国電力伊方原発の再稼働など11項目を決定。強化集会では2020年東京五輪・パラリンピックに向けた地方と中小企業の魅力発信など5項目を決めた。