愛媛県は17日、2014年度に実施した男女共同参画に関する世論調査の結果を公表した。県内で女性が働き続けるために必要な条件が整っているかとの問いに計61.3%が「あまり整っていない」「整っていない」と答え、働きやすい環境整備が進んでいない現状が浮き彫りになった。
 調査は14年9~11月に実施。選挙人名簿から2段無作為抽出法で男女2000人を選び、調査票を郵送。903人(45.2%)から有効回答を得た。
 女性が働き続ける条件に関する問いの内訳は「あまり整っていない」が50.9%と半数を占め、「整っていない」が10.4%。「ある程度整っている」は31.9%、「十分整っている」は0.7%にとどまった。男女別で大きな差異は見られなかったという。
 結果は県ホームページで公表している。