愛媛県四国中央市土居町小林で、農業山上茂次郎さん(73)=土居町藤原=が管理するイチョウ園の木約70本が色づき、一帯を黄金色に染めている。葉がはらはらと風に舞って地面に落ちる様子を12月初旬ごろまで楽しめそう。
山上さんによると、約5000平方メートルの園はもともとは松林。1950年ごろ開墾し、甘夏を栽培していたが、80年代に義父の提案で消毒などが不要で管理しやすいイチョウに家族で植え替えた。
園では、ギンナンを収穫し終えた今月後半から一気に葉が色づいた。24日は知人や通行人らが園内を散策しながら見物していた。