7月1日に愛媛県大洲市肱川町山鳥坂で発生した土砂崩れによる県道小田河辺大洲線の通行止めが2日正午、約5カ月ぶりに解除される。山肌の最上部にある岩塊は除去されていないが、県道横に仮橋を架けて危険箇所を避ける。
県道は同市の河辺・肱川両地域と国道197号を結ぶ幹線道路。県道沿いの山肌に崩れそうな巨大な岩塊があるものの近寄れず、復旧工事を難しくしていた。
同事務所は「予定より1カ月ほど早く解除できた。岩塊は今後、無人掘削機を使い除く。元の道の復旧時期は2017年12月を目標にしており、遅くとも17年度末までに終えたい」とした。