夢の舞台・勇姿に誇り、郷選手8位入賞 愛媛から熱い声援
平昌冬季五輪のスピードスケート女子500メートルが18日行われ、2014年から愛媛を拠点にする郷亜里砂選手(愛媛県競技力向上対策本部、イヨテツスピードクラブ)が8位入賞を果たした。県内や現地で声援を送った関係者は、最高峰の舞台で披露した力強い滑りをたたえた。
「いけいけ亜里砂、GO GO 亜里砂」。松山市一番町4丁目のえひめ国体推進局では、県内のジュニア選手ら約70人が大型スクリーンで観戦し、熱い声援を送った。
試合が近づくと、会場には14年に郷選手が愛媛国体の強化選手として来県した当時から深く関わってきた県連盟の関係者や中村時広知事、郷選手所属のイヨテツスピードクラブの選手らが続々と集まった。
小平奈緒選手が直前の組で五輪新記録の滑りを見せると会場はヒートアップ。郷選手がスタートすると盛り上がりは最高潮となり、スティックバルーンをたたいて大声援が響いた。メダル圏外のタイムにため息がもれたが、8位入賞に大きな拍手が送られた。