夢の舞台さあ練習 松山東と今治西、甲子園で
さあ、憧れの舞台へ―。選抜高校野球大会に出場する今治西、松山東の愛媛県勢2校が17日、そろって甲子園球場で練習を行った。
82年ぶり2度目の出場の松山東は午前10時半から練習を開始。胸の「MATSUYAMA」のラインを、前回出場時を参考にストレートから若干アーチ形にデザインを変更した新ユニホームもお披露目となった。サイレンと同時に一斉にグラウンドへ散ると、守備から感触を確かめた。グラウンドの広さや、外野フェンスの球の跳ね返りなどもチェック。中堅の酒井は「思った以上に跳ね返らない」と警戒していた。
今治西は、最近調子が上がっている打撃を中心に午後3時から30分、練習を行った。
10分弱の中継プレーを中心とした守備練習ののち、打撃練習を開始。主将の藤原がフェンス直撃の打球を飛ばし、昨年の大会で4番を任された秋川が鋭い当たりを放つなど、各選手が快音を響かせた。
大会は21日、同球場で開幕する。