グローバル型経営者の育成を目指す「えひめベンチャー起業塾」の卒塾式が17日夜、愛媛県松山市文京町の松山大であり、第1期の塾生が起業家への一歩を踏み出した。
起業塾は、県と松山大が昨年8月に締結した「創業・ベンチャー支援の促進に関する連携・協力協定」に基づき初めて開催。昨年10月から全15回の講義で新しい時代に求められる価値を考え、ビジネスモデルを検討した。
式では、山下雄輔塾頭(元ダイキ社長)が「起業塾を通じてできたつながりを今後の夢の実現に生かしてほしい」とあいさつ。受講した36人のうち、講義出席率と、ビジネスモデル提出の条件を満たした塾生16人に卒塾証書を手渡した。