夜間の交通事故を防止しようと新居浜中央ライオンズクラブ(秋山克幸会長、27人)が13日、新居浜交通安全協会と新居浜市老人クラブ連合会に反射材のリストバンド計2000本を贈呈した。
 ライオンズクラブが取り組んでいる社会奉仕活動の一環。会員から集めた約14万円で購入し、事故に遭いやすい高齢者を中心に配布してほしいと両団体に持ち掛けた。
 愛媛県新居浜市久保田町3丁目の新居浜署で贈呈式があり、秋山会長(73)は「大勢に着用を呼び掛け、活用してほしい」とあいさつ。安全協会の桑原征一会長(70)は「交通安全週間などで配布し、夜間の事故ゼロを目指す」とお礼を述べた。
 署によると、2014年の同市の交通事故は498件(前年比153件減)、死者は5人(1人減)だった。