約600社が出展する日本最大級の外食産業総合展示会「外食ビジネスウィーク2015」(実行委員会主催)が26日、東京都江東区の東京ビッグサイトで始まった。各地の企業が最新設備やサービスを提案する中、愛媛県西予市が市内の食品メーカーなど6社と共同でブースを設け、国内外の外食関係者に特産品をアピールしている。28日まで。
 市は特産品の販路拡大を目的に、市内の事業者を募って2年前から出展。前回参加した5社へのアンケートによると、昨年は年間取引見込み額で計1000万円超の成果があったという。
 西予市のブースでは、事業者らが城川地区で取れたクリの加工品や宇和海のちりめんなどをPR。応援に駆け付けた市のキャラクター「せい坊」も呼び込みに一役買った。市経済振興課の山本親人主査は「西予には豊かな食材がたくさんある。事業者をしっかりバックアップし、商談につなげたい」と意気込んでいた。