特産のかんきつをPRする「みかん検定」の創設など、ユニークな活動で地域活性化に取り組む愛媛県八幡浜市の八幡浜高校商業研究部「A★KIND」(あきんど)が23日、子どもや若者の活動を顕彰する2015年度「未来をつくる若者・オブ・ザ・イヤー」の内閣府特命担当大臣表彰に輝いた。
 内閣府主催の「未来をつくる―」は社会貢献活動の実績があり、顕著な功績があった個人や団体に贈られる。昨年までの「社会貢献青少年表彰」を衣替えした。
 A★KINDはみかん検定のほか、八幡浜港みなとまちづくり協議会の一員としてフェリー乗船客に大漁旗を振る「お見送り」などに取り組んでおり、「地域活性化に大きく貢献」と評価された。
 23日は東京・霞が関で表彰式があり、高鳥修一内閣府副大臣から表彰状を受け取った商業科2年の部長は「これまでの活動が認められたのはうれしく、励みになる」と笑顔で語った。