愛媛県内子町の地域振興を学ぶため、タイの自治体関係者でつくる訪日団12人が8日、内子町に到着した。11日まで町内に滞在し、道の駅「フレッシュパークからり」や町並み、村並みなどを視察する。
 訪日団は、スパンブリ県ウートーン郡プラップラーチャイ区の関係者。タイではタクシン政権時代、道の駅のような施設が整備されており、日本の運営を参考にしている。2004年にも、国際協力機構(JICA)の事業として、内子へ視察団が訪れた。
 綿織物が産物の同区には「バーンカーム・コミュニティーセンター」という産業村があり、訪日団は今回、内子町で人づくりや自治組織の在り方、観光促進策を学ぶ予定。