地域の木材、椅子や器に 西予・遊子川の住民グループ
地域の木材を活用した温かな作品を多くの人に見てほしい―。愛媛県西予市城川町遊子川地区の住民グループ「ユスモク・クラブ」が手掛けた木工作品展が、同市城川町遊子谷の食堂ゆすかわで開かれている。グループを立ち上げて約半年で、初の地元開催。メンバーは「木で作ったものの良さを知ってもらえれば」と話している。12日まで。
ユスモク・クラブは林業が盛んな地域の間伐材などを利用して作品の制作に取り組もうと、2014年8月に設立。現在は20~70代の地元住民ら37人が所属している。
メンバーは、旧遊子川保育所を整備した作業場で、廃校になった中学校の機械を活用して活動。講師を招いて月2回の教室も開いている。会場の食堂ゆすかわは、昨年公開されたご当地映画「食堂ゆすかわ」から名付け、住民が運営している。入場無料。