愛媛県新居浜市の全小学6年生を対象にしたご当地検定「第2回新居浜ものしり検定」が13日、市内の各小学校であり、約1000人が地域の偉人や風習、方言などの理解や知識を測る問題に挑んだ。
 郷土に誇りと愛着を持った児童を育てようと市教育委員会と新居浜商工会議所が2013年度に始めた取り組み。今年は6年生のいない別子小を除く16校で実施された。
 同市宮西町の宮西小では4時間目の授業時間に42人が挑戦。問題は市教委が事前に配布した副読本「めざせ!新居浜ものしり博士」の中から4択形式で30問が出され、「太鼓台の打ち方は何拍子?」(4拍子)、「別子銅山で最初に作られた坑道の名前は?」(歓喜坑)など地元の産業遺産や伝統行事にまつわる設問に児童が頭をひねっていた。