土産売り場改装、品ぞろえ差別化 道後・大和屋本店
道後の老舗旅館「大和屋本店」(愛媛県松山市)はこのほど、旅館内の土産物コーナーをリニューアルした。「よさこい」をテーマに衣装や小物を手がける和雑貨店「ほにや」(高知市)とコラボした今治タオルや砥部焼を商品化。四国の魅力が融合した新たな土産物として売り出している。
大和屋本店では、県内の銘菓や雑貨などを中心とした土産物を販売してきたが、近くの道後商店街などと品ぞろえが重複するため、コーナーのリニューアルを機に差別化を狙う。
コーナーは約25平方メートル。よさこい踊りの鳴子をかわいらしくあしらった手ぬぐい風の今治タオルや、「ほにや」がよさこい用衣装などに用いる花柄模様入りの砥部焼カップなどを商品化。さらに、和の色彩や文様が特徴の帽子やかばん、小物入れなど約100点が並ぶ。