愛媛県土曜教育支援推進協議会が28日、松山市祝谷町1丁目のエスポワール愛媛文教会館であり、地域人材を活用した土曜教育に取り組む県内の高校2校が実践事例を報告した。
地域や企業が主体となり学校の教育活動を支援する土曜教育は授業時数に含まれない。2014年度は小松、今治北、松山南砥部分校、松山商業、川之石、宇和島水産の6高校がモデル校で、年10回ほど実施している。
小松高は、西条市図書館の職員から保育実習に役立つ絵本の読み聞かせを教わるなど「プロの技術を学び、学校での授業や家庭生活に応用できている」と報告。松山南砥部分校は茶道やデザイン、陶芸の3講座の取り組みを紹介した。