国際雑貨展で県産材品好評 四国中央・森井さん出展報告
愛媛県産木材を使った商品を国際雑貨EXPO(7月8~10日、東京ビッグサイト)に出展した四国中央市の建築業者による報告が11日、同市内であり、「香りや手触りが好評だった。実際に商談につながりそうな話もある」と手応えを語った。
県が進める県産木材利用促進事業の一環としてEXPOに参加したのは、同市金田町金川の森井広隆さん(59)。県産ヒノキ製で県のキャラクター「みきゃん」をかたどった、高さ20センチほどの組み木パズル3種類などを出展した。
EXPOには国内外の約350社が出展。森井さんによると、ブースを通り過ぎた後に香りの良さに振り返る人もいたという。EXPOに同席した県担当者は、大手小売店から「もっと小物で手ごろな価格なら取引を検討したい」との意見が寄せられたことも報告した。