中国、韓国、台湾、香港、シンガポール、タイの旅行会社16社を招いた商談会が25日、愛媛県松山市であった。四国4県の宿泊施設など計77社が参加し、旅行熱の高まるアジアからの観光客誘致に向けアピールした。
 四国への訪日外国人増加を目的に、四国運輸局などが2004年から毎年開催している「四国インバウンド・フェア」の一環。沢山健一局長は「年間訪日客2000万人を目指すため、(東京、千葉、大阪、京都の)ゴールデンルート以外の広域連携強化と周遊ルートの開発、発信が重要だ」とあいさつした。
 商談会では、日本側の参加者が写真付きの資料やタブレット端末を用いて魅力を伝えたほか、身ぶり手ぶりでコミュニケーションを図っていた。