四国発「ゆるスポーツ」を 4大学が考案へ
聖カタリナ大(愛媛県松山市北条)など四国の4大学が「世界ゆるスポーツ協会」(ゆる協、本部・東京)と連携して、それぞれ新しいスポーツの開発と普及に取り組むことになり、このほど各大学で初会合を開いた。学生らは、高齢者や運動が苦手な人でも楽しめる「四国発」の独自スポーツ考案を目指す。
四国の地域振興について考える「四国活性化プロジェクト」(愛媛新聞社など四国の4新聞社主催、四国4県共催)の一環で、全国に発信し、観光資源として役立てるのが狙い。
聖カタリナ大でこのほどあったキックオフ会議には、担当の稲田俊治教授(人間健康福祉学部)ら4教授と学生8人が参加。ゆる協の担当者が開発の進め方などを説明した。学生らは事前に提示したキーワードを基に意見交換。坊っちゃん団子からヒントを得た「串刺し玉入れ」など愛媛色豊かなアイデアが次々と飛び出した。
4大学は創作したスポーツを11月14日に高松市で開かれる「四国活性化フォーラム2015」で発表する。