合同法律相談、犯罪被害者支援関連3団体 県内初
犯罪被害者への支援を行う被害者支援センターえひめ(愛媛県松山市井門町)と愛媛弁護士会、法テラス愛媛の3者は3日から、犯罪や交通事故の被害者・遺族らを対象にした合同法律相談を始める。複数機関が連携して取り組むのは、愛媛では初めて。
被害者や遺族から法律的な相談や助言を求められたセンターが必要と判断した場合、弁護士会の犯罪被害者支援委員会に連絡。委員長に指名された、委員会所属弁護士がセンターで相談に応じる。初回は無料で、同意があればセンターの相談員が同席する。
相談は刑事事件に関するものに限り、民事的な相談が必要な場合は、センターが法テラスを紹介。センターや同委員会の藤田育子委員長によると、すでに香川県や高知県で同様の取り組みが始まっている。