愛媛県内在住や出身の作家による「サマーアート展」が20日、今治市桜井5丁目のギャラリーブロッサムで始まり、古里のぬくもりを感じさせる作品が一堂に会している。
 ギャラリーにゆかりのある20~80代の21人の絵画や版画、陶芸など約150点を展示。来島海峡を望む今治市の景勝地、大角鼻を描いた油絵は、白波に緑や黄色を重ねて光の反射を表現している。瓦で知られる同市菊間地区の町並みのアクリル画は、家々や鉄道駅が精密に描き込まれ、まるで写真のよう。
 展示は30日までで、作品は購入できる。