古里の山、緑もっと 内子の児童・住民が苗植樹
神南山の裾野に広葉樹を植樹する「第21回内子の森づくり事業」(内子町主催)が8日、愛媛県内子町五十崎のふるさとの森公園であり、児童や住民ら約160人が苗木約600本を植えた。100回を迎えた「照葉の森づくり事業」(愛媛新聞社主催)との合同開催。
稲本隆寿町長が「子どもたちが木を植え、その後どうなっているか見に来る。この繰り返しが大事。思いを込めて植えてください」と開会あいさつ。町内で造園業を営む樹木医の尾花吉光さん(60)が山の現状や植樹の方法を解説した。
参加者は3班に分かれ植樹。町内の立川小、小田小、ボーイスカウト内子第1団の子どもらも協力し合い、サクラやクヌギなど10種以上を斜面に植えた。