松山矯正展が23日、愛媛県東温市見奈良の松山刑務所で始まり、来場者は施設見学などを通して刑務所の取り組みに理解を深めた。24日まで。
 施設見学では、受刑者が作業する工場や、居室棟の一部を一般公開した。刑務所の第1工場であった木工教室では、親子が製品作りに挑戦。家具や食器などの作業製品を販売するバザーもあり、来場者は買い物を楽しんだ。
 松山刑務所の山口寛首席矯正処遇官は「矯正展を通して、受刑者が更生に取り組んでいることを少しでも理解してもらいたい」と話した。