十二単ひな人形気分 小中学生が着付け体験
気分は平安朝のおひなさま―。ひな祭りを前に恒例の十二単(ひとえ)の着付け体験が2月28日と3月1日、西予市宇和町卯之町4丁目の愛媛県歴史文化博物館であった。
着付け体験は、開催中の企画展「おひなさま」(4月5日まで)のイベントとして毎年実施。今年は計16人の定員に約60人の応募があり、抽選で県内全域から8~15歳の女の子が選ばれた。
参加者はスタッフやボランティアに手伝ってもらい、約10枚の着物に袖を通した。着るだけで10分以上。重さに耐えて金びょうぶの前に進むと、笑顔で記念撮影していた。
2回目の体験となった松山市城西中1年の森未来美さん(13)は「少し緊張したけど、着物はすごくかわいかった。思っていたより、だいぶ重かった」と話した。