愛媛県四国中央市の秋祭りが終盤を迎え、伊予三島地域では２２日、太鼓台の統一寄せがあり、勇壮なかき比べが大勢の観客を沸かせた。
　三島地区では三島中央２、３丁目の中央本通りに、浜町の船太鼓「明神丸」を先頭に各地区の太鼓台１０台が集結。１台ずつが演技し、指揮者の合図でかき手らが力を合わせ、２トン前後の太鼓台を高々と差し上げると沿道から歓声が起こった。見た目やパフォーマンスの美しさや威勢のよさなどで審査し、５分を超す差し上げを披露した上町が優勝した。