5月中旬から約2週間で愛媛県内の労災死亡事故が4件と相次ぐ中、建設業労働災害防止協会愛媛支部は「えひめ建設安全の日」の10日、松山市千舟町2丁目などのマンション新築工事現場で公開パトロールを行った。
愛媛労働局や県、建設業者などの13人が指導。建物と足場の隙間に転落防止対策が取られているかなどを確かめていた。愛媛支部の西岡義則支部長は「パトロールを契機に建設業で、さらなる安全意識の向上と安全活動の推進を」と呼び掛けた。
労働局によると今年の労災死亡事故は10日午前現在、7件。うち建設業は2件という。