前田山生誕100年 八幡浜の児童が銅像ピカピカに
愛媛県八幡浜市出身で大相撲の第39代横綱・前田山英五郎(1914~71年)の銅像がある同市保内町喜木の公園を、母校の喜須来小学校児童が清掃に汗を流している。今年は前田山の生誕から100年。夏休みを間近に控えた17日、後輩たちを見つめるよう仁王立ちする銅像を、子どもたちが丁寧に磨き上げた。
喜須来小は2012年から児童有志による「前田山の銅像をきれいにし隊」を結成し、昼休みに公園を週2回清掃。17日はうだるような炎天下で児童約60人が、普段手の回らない銅像を雑巾で磨いたり、草引きに取り組んだりした。
強烈な張り手で活躍した前田山は1947年に戦後初の横綱昇進を果たし、親方としても初の外国人力士・高見山を発掘した。