愛媛県内の百貨店や商業施設で1、2日、初売りがあり、衣料や雑貨などの福袋を求め、若い女性や家族連れでにぎわった。
 松山市にある二つの百貨店は2日に実施。いよてつ高島屋(湊町5丁目)では、午前9時半の開店前に昨年より約500人多い約5100人が列をつくった。扉が開くと人波が押し寄せ、婦人服売り場では、女性客が人気の5000円、1万円台の福袋を競うように手にとっていた。松山三越(一番町3丁目)は、例年並みの1000~1500人の行列。パンや総菜などの食品やオーダースーツなど特色のある福袋に人気が集まった。
 松前町筒井のエミフルMASAKIは元日に初売り。準備した2万7000個以上の福袋が同日だけで8割以上が売れ、来場者も前年より12%多い約11万6000人が訪れた。
 昨夏にオープンした複合施設「アエル松山」(松山市大街道2丁目)も1日に開催。セレクトショップなど3店舗で福袋約300個を用意した。