不法投棄撲滅に向けて愛媛県松山市は5日、えひめ産業廃棄物協会や松山東署など関係機関と啓発パレードを行い、ごみの適正処理や分別の徹底を周知した。
 5月30日~6月5日は「全国ごみ不法投棄監視ウィーク」。6機関約30人が参加し、パレードは白バイの先導で車6台が列をつくって市役所を出発。「ごみは分別し、決められた日に決められた場所に出しましょう」とアナウンスしながら市中心部を回った。
 市廃棄物対策課によると、同課が通報やパトロール中に確認した不法投棄は、2006年度の582件をピークに、12年度99件、13年度248件、14年度184件で推移。ブラウン管テレビや冷蔵庫などが多く見つかっている。